映画字幕翻訳家、戸田奈津子の英語力とその誤訳

   

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今、映画字幕翻訳家という職業が注目されているらしい。
あまり表舞台に出る事のないこの職業についてまとめてみました。

1、映画字幕翻訳家とは?
海外映画の下に出てくる字幕を作製する人で、高い外国語力と表現力が必要とされます。
完全にリスニングだけで役を作る訳ではなく、台本や俳優がしゃべった台詞を渡してもらいそれにそって訳していきます。

難しいのは、英語に訳す事ではなく、短く表現する事!

というのも人が1秒間に読める文字数は、3 ~ 4字程度だそうで、長い台詞をまとめたり、雰囲気を壊さないように限られた文字数で表現しなければ行けないからです。

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2、映画字幕翻訳家の戸田奈津子とは?
津田塾大学英文学科を卒業し、今年なんと78歳になる大御所の映画字幕翻訳家であり、これまでに数多くの有名映画の翻訳を手がけてきました。
また海外映画を日本で上映できるようにした立役者で、過去の海外映画はほとんど戸田奈津子さんによるものです。
彼女が手がけた有名作品は、オペラ座の怪人や、ロードオブザリング、パイレーツオブカリビアンなどであり、その意訳のセンスのなさに数多くの批判が集まった作品でもあります。

3、津田奈津子の誤訳まとめ

http://seesaawiki.jp/w/todanatsuko_jimaku/d/%B8%CD%C5%C4%C6%E0%C4%C5%BB%D2%B8%ED%CC%F5%A1%A6%C4%C1%CC%F5%BD%B8

このサイトに誤訳の多くがピックアップされております。

そのうちのいくつかを見てみましょう。

○captain = 大佐 (パイレーツオブカリビアン)

これを戸田さんは大尉と訳しております。

○13 days = 2週間 (13 days)←タイトル

これを戸田さんは2ヶ月と訳しております。

○death mass = レクイエム (アマデウム)

これを戸田さんはデスマスクと訳しております。

映画の途中でデスマスクなんて言う新しいアイテムが出てきたら視聴者は混乱するでしょうね。

 

また、以下のサイトに戸田奈津子さんのインタビューが載っています。
http://www.jmam.co.jp/column/column05/1188162_1539.html

 

このインタビューの中で戸田さんは一本の映画の翻訳にかける時間は2~3週間、しかもその間に映画を見る回数は3回と言っています。

さらに

病気の話や法律関係、それ以外でも専門用語や専門知識がたくさん出てくる映画というのは、最初の試写を見て初めてわかるわけですよ。でも、その時点ではリサーチする時間の余裕はないので、とにかくどんどん訳していきます。最後にそれぞれの専門家のところにいって、専門用語や言い回しをチェックしてもらうようにしています。だから、弁護士、医者、ロケットや武器、車関係…、いろいろな専門家の人脈を持つようにしています。その道のプロが見て、おかしいと思う言葉は使えないですからね。

 

アポロ13号では専門用語が多かったため、専門家に話を聞いたりもしたそうですが、個々でも決定的な間違いをしています。

電流の回路について「切る=open」「入れる=close」なのにもかかわらず、これを逆にして訳してしまっています。

こんな事をやっているのに本当に、専門家に校閲してもらっていたのでしょうか?

信じられませんね。

 

4、まとめ

映画とは新しい文化の潮流です。よってそこで生まれる新しい若者言葉やそのニュアンスと言った物が非常に大事になってきます。

映画字幕翻訳家は英語力だけでなく、映画の中に流れる文化に精通している必要が有るでしょう。

津田奈津子さんはもうお年ですし、文化の流れについていけなくなっていると言われても否定できないところが有ると思います。

 

世代交代を切に願い、次の潮流が生まれる事を願うばかりです。

    

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